11/6(水)休業中です

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11/6(水)現在、休業中です

一昨日まで11月なのに暑いね〜と言っていましたが、北風とともに肌寒い空気がやってきました
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ススキの穂も一斉に出て秋らしい風景に。
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ススキの穂を拡大。とてもカラフルで賑やかな感じ
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そんな昨日は一昨日の神行事に続き、神パナ(カンパナ)という神様への感謝を表すため各村々からお米を捧げる日でした。そして毎年、この旧暦10月の神パナの夜はカママーイとかオッサレゴンゴンと島人に呼ばれる日です

 

この日は夜遅い時間に、役割の男性が杖で地面をゴン!ゴン!と音を立てながら近づいてきて各家の火の神付近(台所)で願いを唱えます。

 

暗闇に響く、ゴンッ!ゴンッ!という音が子どもにとっては恐怖で、親が悪さをしている子どもを諭すときに「そんなことをしていたらゴンゴンさんが来るよ!」という脅し文句で使われることもあります

 

本来は火の神に関連して、火事が起こりませんように、ひいては家内安全などを願う行事だと思われます。小さな子どもには絶大な恐怖を与えるゴンゴンさんですが、この夜は大人も早めに消灯して全ての明かりを消しお家を真っ暗にしてゴンゴンさん来訪を待ちます。おばぁからは、この夜は台所に鍋に水を張ってその中にお椀を浮かべたものを準備して置いておけ、と習いました↓

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これが何を意味するのかは分からなくとも年配の先輩から教えられたことはとりあえず従います。こういった昔からの習慣や行事が続いているところはとても島らしい一面だと思います

 

気温は下がってきましたがひらりひらりと強風の中を飛ぶ蝶はまだまだたくさんいます。シロオビアゲハ↓

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セセリチョウの仲間
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蛾みたいな地味さだけど蝶の仲間
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セセリチョウと言えば。先日の台風時に収穫したニラに蝶の蛹がついていました。
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何の蝶なのか見てみようと割り箸にくっつけて置いておくと
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数日で変態が始まり目や頭が何やら形作られ
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蛹が真っ黒になったと思ったら翌日、羽化してきました
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羽化してはじめてあれがセセリチョウの蛹だったことがわかりました
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羽化したばかりの蝶は輝くばかりの鱗粉をキラキラさせて美しかったです。ほどなくどこかへ飛んで行きました
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さて台風22号八重山に接近することはありませんが、波の影響はもろに受け、昨日から高速船、貨物船の欠航が出ています
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引き続き数日間は船が出なさそうです
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